「ごめ~ん。遅くなった」

 それから30分くらいして、やっと最後の1人が来る。

 茶髪の天パで、こいつもここにはめったに来ねぇけど、理由は細い奴とは大違いだ。

「遅い」

「ごめんって、リツキ。女の子がなかなか帰してくれなくてさ」

 やっぱりそう言うことで、吐き気がする。

 こいつがここにいないのは、1日限りの遊びを繰り返しているから。

 強姦とか言うのではなく、本当に遊び。

 だから、ここにはめったに来ない

 そうこうしてるうちに、声を聴いたのか兄貴が入ってくる。

 そこでリツキはパソコンを閉じた。