マシュマロふわふわ

今日は、彼氏を私の家に招いてお家デートをしているの!



私の部屋は、やたらとファンシーで女の子らしくて



いつも彼は興味津々に私の部屋を見ている。



理由は、来るたんびにぬいぐるみが増えているからなんだけど。



「また…………増えてんな」



「大きいでしょ?」



「デカすぎだろ…………」



「誕生日に買ってもらったの!」



「本当に子どもっぽいな」



「そんなことないもん」



「それより言いたいことってなんだ?」



「実は、またダイエットしたいんだけど…………お願いだから!
いつもみたいに甘いもの誘惑しないでほしいの!」



「誘惑なんてしてないけど?」



いつも私のダイエットを失敗させるように仕向けてくる彼氏!



さすがに今回は彼氏のためにも自分のためにもがんばるんだから



「お願い!」



「…………仕方ねぇな。分かったよ」



やっと手伝ってもらえる嬉しいな



「頑張るね」



「おう」



その話をした後は、たわいもない話をして
彼氏は帰っていった。
ダイエットをはじめてから5日たった。



さすがに甘いものがほしくて…………でもダイエットだからと思って我慢する。



この頃それでイライラすることが多くてしんどい…………



久しぶりに彼氏に会いに行こうと思って



彼氏のクラスまで行くことにした。



彼氏と男友達がワイワイ話しているから廊下で待つことにした。



内容が聞こえてきた。



友「お前のとこの彼女ダイエットしてんだって?」



「あぁ…………アイツずっと甘いもの抜いてんだよ」



友「それでお前この頃元気ないわけ?」



「まぁな 俺的には見た目でアイツを選んだわけじゃねぇから…………そのままでいいと思ってんだよ」
友「確かにあのふわふわ感とかヤバイよな…………
思わず触りたくなる感じで

お前彼女のそういうところも好きなわけ?」



「恥ずいけどそう俺は思ってるな」



そんな風に思ってたんだ…………恥ずかしいな聞いてる方も…………
中々教室に入っていけない。



友「その気持ちをそのまま言ってやれ」



「お前はそのままで充分かわいい…………ってか?」





友「そういうことだ」



「そうだな…………考えとくわ」



嬉しいな嬉しすぎるよ!



無理なダイエットやめよかな
そんなこと思ってもらえてるなら



私は、邪魔しちゃ悪いと思って帰ることにした。



明日ぐらいにダイエットやめるって言おうかな!