「ばかっ!!」



そう言って
家を飛び出す


少女


椿 心愛
中学2年生



泣きながら自分の
マンションへ
走る。



なんで
泣いてるって?


それは
およそ一時間前に
あたる。




〜一時間前〜



「ねえ大地☆」



「何?心愛」



「心愛の事愛してる?」



「当たり前☆心愛が好きだよ」



「本当に?大地大好きぃ!」



こいつは
大地
中学2年
今あたしは

大地のアパートに
来ている。


今日親いない
らしいから


家に
あげてくれたんだ



「なあ…心愛…」



大地は
あたしの長い髪の毛に
ゆっくりと
触れてくる。



「ん…?」


あたしは
にっこりとして

彼を見つめた。


―ドサッ―


あたしは
後ろに
あったベッドに


倒された。


「したい…」


大地は

耳元で
そう言った。