私はいつものように部活を終えて
家に向かって歩いていた。

家の近くまで来るとお父さんがなぜかおこりながら歩いてくる。

私はお父さんに話しかけたが見向きもせずにそのまま歩いていった。

なんか様子がおかしい
いつもなら笑顔でこっちを向くのに
無視されるなんて初めてのことだった。

なぜか私はすごく嫌な予感がして
急いで家に帰った
すると中からお母さんの
すすり泣く声が聞こえてきた。

お母さんがいる部屋に入ると
朝までは整っていた部屋があらされたように
散らかっている。

私はしばらくの間、状況がのみこめずに
呆然と立ち尽くしていた。

しばらくして私は、なんとなく
状況が分かってきた。