それから時間は流れ――
昨日と同じ放課後になった。
だけど今日は先生が用事があるらしく話すことができなかった。

仕方なく私は家に向かっていた。

だが、その途中で谷口先生らしき人と由里子を見かけた。

私はいけないことだと思いながらも
どうしても気になったので後をつけることにした。

それから5分後――

由里子と先生は山付近にあるベンチに腰をかけ、何かを話している。

私は二人の話しが聞こえるところに移動しようかと思ったが
急に罪悪感に襲われた。

そして私は結局聞くのを止めもと来た道を戻っていった。

でも、
この時二人の話しを聞いていたら私の人生は変わっていたのだろうか。