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弥「あっ、忘れ物」




私は教会の中に向かって走った。






弥「あった… ウッ…今なの…もう少しまって…」



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弥「漣っ!れんっ!!」


漣「弥生?」


弥「漣…これっ…」


漣「弥生?弥生?」


弥「れ…ん……あっりがとぅ………あ、あいし、ぁぃしてる。れん」


漣「……弥生?俺も愛してるよ?ほら、おいで?」


弥「れん…ゲホッ…れ、ん。ありがとぅ…れ、ん。漣」


漣「俺こそありがとう。グスッ‐弥生に出逢えてよかった。弥生は世界一の女グスッ‐だよ。次に生まれても一緒になろうね?グスッ‐でも、もう隠し事はダメだよ?気づいてたけどね?」


弥「漣…。結婚し、きできて…よか…た。あいし……る。しあ………せになってね…………?じゃあね?ま、た逢お…ね?」


漣「うん。ありがとう。ありがとう。弥生、大好きだよ」


弥「……………ん」






弥生は微笑んで逝ってしまった。








ほ「弥生!!!弥生!!!!!」


蘭「救急車!!!!!!!早くっ」






漣「いいんです。静かに逝かせてあげてください」








またね…弥生……