9月7日




今日は漣が海外に行く日。






弥「よしっ。行くぞ!」






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漣「あっ、弥生!」


弥「漣っ。いってらっしゃい。がんばってね」


漣「じゃ~ね~。手紙書くから!」







キーーーーン




弥「行っちゃった」


「弥生さん」


弥「はいっ?」


蘭「話が…」


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蘭「グスッ……グスッ…本当はこんな事言いたくないですけど…

あなたのせいで…あなたのせいで、漣は倒れたのよ!!

治らないかもしれないのよ!


死んじゃうかもしれないの!!



あなたの自分勝手な行動に漣は振り回されて、命の危機までになっているの!!!!


漣が居なくなったら…私…ダメになってしまう。


どうしてくれるの!!?



帰して!漣を帰して!!」


弥「……………すみません。私なんかが漣に出逢わなければよかったんですよね」


蘭「これは友達じゃなくて、漣の姉として言いますが。



もう、漣に逢わないでください。


あの子をこれ以上、苦しめたくないんです。




たとえ、病気が完全に治っても…」


弥「はぃ…では、行きます」






さようなら。漣。




愛してたよ。もちろん今でも。