プルルルルッープルルルルッープルルルルッープルルルルッープルルッ


‐弥生です。‐漣「あのっ」‐只今、電話に出られないので、お名前と用件を20秒以内にどうぞ。‐
ピーーッ



漣「伊坂です。お話があるので、電話ください。あと、体、お大事に。」






あれから弥生先輩は体調を崩して、会社を休んでいる




大丈夫だろうか…








ブーーーッブーーーッ



漣「はい、もしもし」


弥「ごめんね、伊坂くん。迷惑かけて…」


漣「いいですよ。それから先輩、謝りすぎです」


弥「ごめん。あっ。で、話って何?」


漣「電話では嫌なんですが、言います!」


弥「うん」


漣「先輩の過去に何が在ろうと僕は気にしないし、先輩のこと大好きですよ。悲しいときは頼ってください」


弥「…ぅん。ありがとう」


漣「もう一回言います。好きです。付き合ってください」


弥「…………よろしくお願いします」


漣「やった」


弥「ふふ」


漣「よろしくね。や・よ・い♪」


弥「恥ずかしい…」