夢見る空が
落ちてくる日を迎える
哀しみに満ちた眼差しで
両手が紅に染まる頃
あなたを思い出して涙する
鳥籠の中の鳥の私が
外に出るなど如何に痴がましい事だったか
夢を見せてくれたあなたがいたから
私が確かに此処に居たのだと
気付いた時にはもう何も感じなくなった