―キーンコーンカーンコーン―

授業が終わって即教室をでると

夜つるんでる友達が来た

「よお、亜莉沙!!」

「あっ隼人ぉ、やっほー」

幼馴染の隼人だ。

隼人は軽そうに見えるけど意外に一途でシャイ。

いつもは明るく元気だけど

隼人は美來が好き。

相談役はいつもあたし。


となりにいる背が高いのは新。

新は隼人とは対照的で大人っぽい。

静かで顔も整っている。

そして、結構モテる。


「亜莉沙ぁ、ちょっと来いよ」

「えっ、うん」

隼人に呼ばれた。

「なぁなぁ、亜莉沙。今日あいてる?」

「あぁ、あいてるよ」

「遊ぼうぜぇー」

「おっけ~」

「あっ、ちゃんと美來もつれてこいよ」

隼人が顔を赤く染めながら言った。

「わかってるってぇ~」

「んじゃ、あとで~」

約束をして美來のところに戻った。

「美來~、今日さぁ隼人たちと遊ぼう~」

「いいよ~、大人数のほうが楽しいし」

「ありがとぉ~」

美來知ってた?

隼人がいつも美來のこと見てたこと。

隼人はすごい一途なんだよ。