キミ…。
城山香澄(しろやかすみ)と出逢ったのは、大輪の花火が夜空に輝く夏の日だった。
私、村山さくらは公園のベンチで1人座っていた。
友達のナミを待つためだ。
今日は街で1番の花火大会の日。
みんな早くから花火を見るためにぞろぞろと出かける。
私もその1人だ。
元々家から見ようと思っていて、行くつもりなどなかったのだが、3日前ー…。
〜♪♪
「もしもし〜?」
『あ、さくらー?あのさー、日曜日の花火大会、彼氏と行くことになって。』
「おー。よかったじゃん!いってらー!」
『いやいや、そーじゃなくて!一緒に来てほしいの!ダブルデート的な?(笑)』
「えー!でも私、彼氏いないの知ってるでしょ?」
『それに関しては大丈夫よ!私の彼氏が友達読んでくれるらしいからっ!』
「そうー?じゃあ、いいよー」
てなわけで行くことになったのだ。
それにしても、ナミが遅い…。
約束の時間から10分過ぎてる。
あたりをキョロキョロと確認するが、ナミらしき姿がない。
すると突然後ろから
「あの、村山さんですか?」
男の人が声をかけてきた。
だ、だれだよ……。
私は警戒心むき出しのまま応えた。
「そ、そ…です。」
いや、それにしてもイケメンだな。
背が高くて、優しい笑顔で、大人っぽい爽やかな人。
「僕、ナミちゃんの彼氏です。」
「えっ?!ナ、ナミの彼氏ですか?」
「そーだよ」
うそでしょ?
ナミの彼氏がこんなにイケメンだなんて!!!!
「僕、ショウタって言います。よろしくね」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします…。さくらです。」
「そんなに気使わなくていいよ。僕、さくらちゃんと同い年だから。」
えー!こんなに大人っぽい人が?
ありえない…。
私の頭が混乱状態になってしまう。
いかんいかん。整理しよう。
考えようとした瞬間、
「おぉーい!ショウタぁぁぁ!」
もう一人男の子が来た。
声でか!てか、小さい…。
公園に来てすぐさま私の前に立つ。
「お前、俺をチビだと思ったろ?」
「いや、思ってません。思ってません。」
「なんで俺がこいつの彼氏役なんだよ…(チッ」
はい〜?こっちのセリフですけどぉ?
「まぁいいや。俺様が彼氏になってやるんだ。せいぜい喜べ。」
何なのよこいつ!!!!!!
「あなたねー!…「おい、香澄ー。」
ショウタくんが注意してくれた!
やっぱかっこいいなぁ。
ナミが羨ましいよ。
城山香澄(しろやかすみ)と出逢ったのは、大輪の花火が夜空に輝く夏の日だった。
私、村山さくらは公園のベンチで1人座っていた。
友達のナミを待つためだ。
今日は街で1番の花火大会の日。
みんな早くから花火を見るためにぞろぞろと出かける。
私もその1人だ。
元々家から見ようと思っていて、行くつもりなどなかったのだが、3日前ー…。
〜♪♪
「もしもし〜?」
『あ、さくらー?あのさー、日曜日の花火大会、彼氏と行くことになって。』
「おー。よかったじゃん!いってらー!」
『いやいや、そーじゃなくて!一緒に来てほしいの!ダブルデート的な?(笑)』
「えー!でも私、彼氏いないの知ってるでしょ?」
『それに関しては大丈夫よ!私の彼氏が友達読んでくれるらしいからっ!』
「そうー?じゃあ、いいよー」
てなわけで行くことになったのだ。
それにしても、ナミが遅い…。
約束の時間から10分過ぎてる。
あたりをキョロキョロと確認するが、ナミらしき姿がない。
すると突然後ろから
「あの、村山さんですか?」
男の人が声をかけてきた。
だ、だれだよ……。
私は警戒心むき出しのまま応えた。
「そ、そ…です。」
いや、それにしてもイケメンだな。
背が高くて、優しい笑顔で、大人っぽい爽やかな人。
「僕、ナミちゃんの彼氏です。」
「えっ?!ナ、ナミの彼氏ですか?」
「そーだよ」
うそでしょ?
ナミの彼氏がこんなにイケメンだなんて!!!!
「僕、ショウタって言います。よろしくね」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします…。さくらです。」
「そんなに気使わなくていいよ。僕、さくらちゃんと同い年だから。」
えー!こんなに大人っぽい人が?
ありえない…。
私の頭が混乱状態になってしまう。
いかんいかん。整理しよう。
考えようとした瞬間、
「おぉーい!ショウタぁぁぁ!」
もう一人男の子が来た。
声でか!てか、小さい…。
公園に来てすぐさま私の前に立つ。
「お前、俺をチビだと思ったろ?」
「いや、思ってません。思ってません。」
「なんで俺がこいつの彼氏役なんだよ…(チッ」
はい〜?こっちのセリフですけどぉ?
「まぁいいや。俺様が彼氏になってやるんだ。せいぜい喜べ。」
何なのよこいつ!!!!!!
「あなたねー!…「おい、香澄ー。」
ショウタくんが注意してくれた!
やっぱかっこいいなぁ。
ナミが羨ましいよ。