「早く帰るぞ?
…………もし今度そういうかわいい反応したらパクってお前のこと食べてやるからな」


「人間は、食べられないもん」


「…………そういうことじゃなくて」


「どういうこと?」


「大人になれば教えてやるよ」


「じゃあ早く大人になりたいな」


「その顔反則だろ…………」


まだ雪は、大人になれないだろうって感じた伊月くんでした。