「とにかくだ」

バニングはメンバーの顔を見た。

「救援はアテに出来ない。この場は俺達だけで切り抜けるしかない。腹を括ってくれ」

「そのようだな」

M4カービンに新しい弾倉を装填するニコライ。

ヒューとハルも、MP5A4とジェリコ941を構える。

「よし」

バニングがノベスキーN4を掲げた。

「行くぞ!」

彼の号令と共に、Disposableの面々は建物の中から飛び出す!

「いたぞ!」

「追え、逃がすな!」

バニング達に銃口を向ける兵士達だが。

「逃げるものか」

ニコライがM203グレネードランチャーを発射、かたまった隊形をとっていた兵士達を纏めて吹き飛ばす!

「私は貴様らを始末する為に来たんだ」