デュラハン社の運んでくる支援物資を急かそうにも、準備までに24時間はかかると言っていた。

今すぐというのも難しいだろう。

当面はここにいる人数だけで、何とか凌ぎ切るしかない。

「正規軍に援護を求める訳にはいかないのか」

ニコライが言うが。

「誰かさんのお陰で、Disposableはタスクフォースに嫌われているの。特にマクナイト分隊にね」

ハルがバニングの顔を見る。

「…俺のせいか?」

釈然としない様子で呟くバニング。

「それはそれは。日頃の行いが悪いと、こういう事になる」

ニコライもバラクラバの下で溜息をつく。

一方的に悪者扱いのバニング。