「作戦行動中は、常にそのバラクラバを被っておいて下さい。貴方は顔が売れ過ぎている。その素顔を晒したままでテロリストと相対すれば、真っ先に貴方が的にされる」

「おいバニング!」

ヒューがバニングを止めようとするが。

「1人でテロリスト達に特攻されるよりはマシだろう」

バニングは返す。

…バラクラバを受け取るニコライ。

「これは、同行の許可を得たと考えて構わないという事だな」

そう言ってバラクラバを被ろうとして。