部屋に戻り、また、テーブルの上に置いた携帯を見る。



…………

………………

…………………

!!

あっ!

えっ!!

マジ!?


 ーー黒崎さんから、返信だぁーー!!!



 私は、携帯を手に取り、無我夢中でメールを開いた。


✾✾✾

 華ちゃん、メール有難う。
無事に着いたようで、何よりです。

 あれからみんなの所に戻り、華ちゃんをみんなが心配してました。

 駅まで送った事を伝えたよ。

 沢口もかなり反省していたから、許してやってね!

 悪気こそない……
空気ってもんが読めないんだ(^^;;


 それと、妹の事まで気にかけてくれて、有難う!

 ショップには、勇気を出して行かないとと思っていたんだ。

 来月の誕生日までに何とかしょうとしてた。

 もし、華ちゃんさえ良かったら、プレゼント選びに付き合ってくれると助かります。

 さすがに一人じゃ入りづらいし、妹の好みに合うものも分からない。

 俺のセンスじゃ、文句言われそうだし(笑)

 高校生の女の子が喜びそうなものを、選んでくれると助かるな……

 華ちゃんが都合のいい日でいいんだ。
 もし、頼めるなら。

 今、男だけでダーツに来てます。

 連絡遅くなってごめんね!

 メールも遅い時間は迷惑かも?なんて考えたけど、順番待ちを利用して、送ってしまった^_^

 今日の事は水に流して、笑顔に戻ってね!


 黒崎誠治