この先も親友がいてくれたら、
私は会社で何があってもクリアできる〜
と、心強く感じました。

彼女いわく、
会社では先輩、
仕事から帰ると親友〜
というギャップが妙に楽しかったそうです。

会社にいるうち、あまり親しくできない私たちは、
お互いの家を行き来したり、
当時まだ携帯やポケベルなど普及していない時分に、
いち早くお揃いのPHSを持って、
宿泊先からよく電話したりしていました。 

支えがあるって、いいですね!

彼氏は業界を知らないし、寮からアパート暮らしに変わったばかりの私は、
一人でいることが苦痛でした。

毎日くだらない話に盛り上がり、
寝不足と二日酔いで仕事に行っていたこともよくありました。 

同期がいなくなっても、決して独りぼっちではありませんでした。 

まだ、自分のことだけを考えていればよかった、
この時の状況が、この後まもなく大きく変化したんです。