バスはまさに「岬めぐり」 
 
カーブを丁寧に走り進める、ドラのハンドル裁きも最高潮に達し、
最初の島をご紹介! 

お天気も手伝ってか、パンフ同様の、その景色に
お客さんから歓声があがった! 

中にはカメラのレンズを必死に向けながら、
なかなかシャッターが切れないでいるお客さんもいる…
どぅしたのかな? 

するとドラは 

「少し動くぞ!」 

え?! 

まだ写真撮れてないんですけど… 

後ろの座席からもちゃんと見えるように、ドラはバスを動かしてくれたんです。 

お客さん、うれしそうに頭を下げて、ガラス越しにシャッターを切った。

これで満足していただけたはず。 

…まだバスは動かない。

あれ? 

もう発車してくださぃ、と言おうとした私にドラは 

「ガラス通すと写真に光が写るかもしれないから、窓開けてもらってもぅ一枚写してみてください!」 

お客さんに言ったことだけど、
次からお前も気を付けて〜 
と言われたような気がして、
また一つ現場で学んだことが増えました(*^_^*)