さて、バスに乗り込み、
配車場所(幼稚園)までの回送中、
ドライバーさんは、やさしく言いました。

「誰だって初めての時があるんだから、失敗しても落ち込まないように頑張りなさい。

ぃや、落ち込んだとしても、次は上昇するしかないからね!
大丈夫だから」

緊張が少し溶けてきました。

車内では唯一の味方が、
乗り組みのドラさんだけ。

励ましてくれるのも、喝を入れてくれるのも、
愛情なんだ!
と素直に聞くことができたことを今でも忘れません。 

現在、その時のドラさんは、
とおの昔に退職なさって、お会いすることも無いでしょうけれど、
親子ほど年の違う相棒のやさしさは、
今の私にとって大切な基本になっているはずです。 

立場が逆になってしまった今、
新人ドラに対しても、そーゆー気持ちで協力しあいながら、やっているつもりです。

わからないことは聞き合ったり、
道案内をしてあげたり… 

先輩とは偉ぶるものじゃない、
後輩を導いてあげなきゃいけないですもんね! 

気持ち一つで仕事も順調に運ばれていくものなんだろぅな。