これまで、自分は当たり前のようにバスガイド人生を歩んできました。

実際には辛かったり悔しかったりすることのほうが、
多かった道程かも知れません。

それでも、今、まだこの仕事を続けているのは、
やはり好きだから〜
のひとことにつきるわけです。

仕事は何でもそうですが、長く続けると慣れてきます。

甘えや妥協も生まれてくるかも知れません。

しかし、私なりではありますが、
バスガイドというのは、一回一回の内容やお客さんが異なり、
二つと同じ仕事はありません。

今日のコースや、
今のお天気、
時間や空気を読取りながら、
その都度自分で考える…
非常に面倒な作業です。

ふとした表情やさり気ない言葉が、
もしかしたらお客さんの心に刻まれるかもしれません。

だから、流れ作業になってはいけないんですね!
機械化してはダメなわけです!

やはり、いいものは、
一つ一つ丁寧な手作業と真心をこめて完成する…

バスガイドの仕事に完成もありません。
この先も日々模索する毎日がつづきます…