毎日が新鮮であり、葛藤の日々でもありました。

それでも好きなガイドの仕事ができる私は、幸せでした。

楽しい〜と思えることが自然に表面にも現れるのかな〜

そんな私にも、身近に慰めてくれたり元気付けてくれたりする存在ができたんです。

今でも一番近い存在であり、生活をともにしている相手です。

彼はバス乗務員を辞め、今は違う仕事をしている毎日。

それでも、私はかわらずバスに乗り続けています。

それは変わらず、ガイドが好きだから〜と言う理由だけではないから…
かもしれません。 

この仕事をしている万人のほとんどが、一度は経験しているはずの

『禁断の恋』

何しろ男女が一晩をともにすることも仕事の内。

それが一歩、仕事仲間としての歯車が外れてしまうと、
泊り乗務ほど都合よく一緒にいれる時間はないくらい。

好きになった相手との乗務は、仕事自体に活気を与え、
終始一緒にいられる喜び、うまくやれば宿での秘め事だってばれません。

それがいつまでも続く訳はないのですが…

その瞬間は何にもかえがたいすばらしい時間に感じるんです。