バーテンダーは、本当に不思議な出会いでした。

時間があるなら手伝わないか?
と友人が誘ってくれたダイニングバーで、
バーカウンター担当を探していました。

友人とはその店の店長でした。

はじめ声をかけられた時は、
どうせウエィトレスかなんかだろぅ〜
と、軽い気持ちで受けたんですが、
バーカウンターは、専門的な勉強も必要とのこと。

首都圏に何軒かのチェーン店を持つ、
大手ドリンクメーカーの企画とあって、
私のようなニワカ・バーテンダーでも、本格カクテルの知識やリキュール類の勉強、
今では全国に数多くいらっしゃるソムリエ的な知識も学びました
(今は〜すっかり忘れちゃいましたが(;^_^A ) 

ビールの注ぎ方もプロからの指導の元、
専門用語・用具の扱い、
清掃の仕方にもノウハウがあります。 

これだけ勉強しておけば、今頃その道のプロとしてやっていけたかもしれません。

人生の一経験としては、かなり中身の濃い内容でした。 

不思議なもので、この店で知り合えた従業員同士、
とにかく仲が良く、仕事〜プライベートに至る付き合いもあったことから、
私は自分の中にあった辛さは、あっという間に忘れていくことができたんです。