小学校からの幼なじみで大親友の

"東雲 晴弥"であった。

「今日さ~。俺ん家来いよ。」


晴弥は真面目なときは視線をそらして

しまう癖があった。

俺は久しぶりに晴弥の真面目な顔を見た。


「いきなりどーしたんだよ。」


「いや、あのちょっと…相談あってな…」


とりま、郁実は晴弥の家に行くことに

した。