「……え?」

「私は根岸瑠璃。」

瑠璃「私達の家族にならない?結実ちゃん。」

梨乃「結実をお願いしますっ!結実は、結実は……。」

瑠璃「分かったわ。」

でも……何で私……病院にいるの?

凛「女の子庇って、跳ねられたって聞いたときびびったわ。」

……で事故……。記憶喪失……か……
思いだしたい……何かを忘れてる……、
けど、思いだしたくない。矛盾してるね……。

奏太「心配させんなよ。」

梨乃「良かった !」


私が目を覚ますまえに……

梨乃「記憶喪失だったら、加野結実の加野の名字を……消しましょ。」

文也「消すって?」

瑠璃「加野結実の加野の名字を違うのにするのね。私の家で引き取るわ。」

奏太 凛「宜しくお願いします」

と言う会話がくり広げられていたことは、私はしらない。