ここで……喧嘩は……出来ない。蘭華のメンバーだから……。
……私は……この人たちを……裏切っていたんだ……。蘭華に入っているのに……姫になった……
それがいけなかったの……。

でもなんで……香波ちゃんを……苛めたからが理由なのかな……。苛めてないのにな……。
なんか……頭がクラクラする……。殴られすぎたかな……。蘭華の……なのに……。

パシッ

和樹「はっ?」

他メンバー「なっ。」

「……約束……破ったね。あんたらは、私にこんなことをした日をきっと後悔する……。」

お前の拳くらいとめられる。だって、私は……蘭華の総長……に選ばれたんだから。ここで倒されるわけにはいかない。

和樹「そんな日来ねぇーよ!」

冬羅「それに、俺……香波と付き合ってるから。お前とは遊びだ。」

……そうだったんだ……。でもよかった。降ってもらえて……。私……どちらにせよ……裏切り者だもん……。でもね……


「私は……やってない……!!!!」