それから3ヵ月……香波ちゃんはずっと、私から……冬羅との時間を奪った。

そして……9月の中旬……。


その日蘭華のことで倉庫に行くのが……遅れてしまった。

「皆……遅れてごめん。」

シーン。……え?私なんか悪いことした?

和樹「お前……香波をいじめてたんだよなっ!」

「え?なんのこと?」

冬羅「この姿見てもかよ。」

香波ちゃんは……ボロボロだった……。

「私……分からないよ。」

香波「酷いっ!酷いよ……。ふぇっ。」

その子笑ってんじゃん。何で気づいてくれないの……。

和樹「なんとかいえよ!」

バキッ。

「うっ。」