結実「あんたら、なにしてんの?今、あんたらがやってるのは、こいつがやったのと同じことになるよ?」

「「結菜様!!!」」

結実「確かに、この子は罪をおかしたかもしれないけど、そのせいで、あなた達の手を汚したら……その、結実ちゃんも、悲しむよ?自分のせいでって。だから、あんまりやらないほうが良いよ?」

「「はい!分かりました!結菜様!!!」」

去っていく……女子生徒達………………。


何で……助けたんだよ?お前を苦しめたのに……


結実「大丈夫?香波ちゃん……。身体中……怪我してるね。悪蝶、抜けた?」

香波「何で……」

結実「悪いけど……調べさせてもらったよ。家族……幼馴染み…人質に取られてるんだってね。やりたくないのに、やってた。」

香波「そうよ!脅されてるの!やめたりしたら、殺す!って!!!だから、だから……怖くて……」

結実「なら、私が潰してあげるよ。その族。だから、香波ちゃん……その自慢の演技力で……あんたの総長さん、騙せる?」

は?結実は……何を言っているんだ??

香波「え?」

結実「きっと、あなたを助けるよ。あの時……気づけなくてごめんね?香波ちゃん。」