「そんな事はない!」

思わず口に出した言葉も小さく虚しいものでため息がでる
学校にもいかず公園で時間を潰してたくらいだ。

黒ネコはいった

「わたしは君の願いをなんでもひとつだけ叶えることができる」


ひとつだけ…
ひとつだけならば

「僕はここじゃない違う世界に行きたい」