あかねside


目を開けると綺麗な悠里の顔がアップで見えた。



 「わっ!悠里…?」



私が大声を上げたせいで悠里が起き始めた。



悠「んっ…あかね?おはよう…」



 「おはよう…じゃなくて、起こしてごめんね…」



悠「大丈夫だよ、もう起きないとだしな。気分とか悪くないか?」



そういえば私昨日安心して…



思い出したら恥ずかしくて顔に熱が集まってきた。



 「う、うん。大丈夫だよ」



悠「そうか?今日は倉庫に行ってみんなに紹介しようと思うんだけど…」



 「倉庫…?」



悠「あぁ。俺が入ってる族の倉庫。俺以外にも知ってる人がいた方が学校で過ごしやすいだろ?」



確かに知り合いがいた方がいいかな。悠
里には感謝してもしきれないな…



 「うん、ありがとう」 



そうして今日の予定が決まった。