や、やった〜!奈菜子と一緒だぁ!!
なんとか奈菜子と一緒のクラスになれた私たちは自分たちのクラスとなる1-Aに向かった。
席を確認すると番号順ではなくバラバラになっていたため奈菜子とははなれてしまった。
「奈菜子と席が遠い〜!!いやだよ〜泣」
「うるさい。あつくるしい。それじゃ。」
「奈菜子〜!!」
奈菜子はそう冷たく言い放つと自分の席へ行ってしまった。
もう!奈菜子ったら、あんなに冷たくしなくてもいいじゃん!!
私とクラス一緒になったってわかった時、微笑んでたの知ってるんだからね!!!
奈菜子にたいしてぐちぐち言いながらも私は自分の席を探していた。