あの後は遅刻しそうというのもあり、逃げるようにして奈菜子をつれ学校についていた。
な、なんか視線を感じる…
あぁ!そっか!奈菜子が綺麗だからだ!
中学の時もみ〜んな奈菜子を見てたもんなぁ。
「相変わらず奈菜子はもてもてだね♪♪」
「相変わらずあんたは鈍感ね。」
「え?私が!?なんで!!」
「どうせ、[みんなが奈菜子の事見てる〜!うらやましいなぁ!!]とか思ってたんでしょ?」
「だ、だって本当のことじゃん!」
「みんな美希のことみてるのよ。」
「またまた〜、照れちゃって♪♪」
奈菜子の冗談は置いておいて私たちは自分たちのクラスを見に行った。