「俺も」

ふふっ、と笑い合う。


「俺、この辺の妖怪はみんな知り合いなんだ。」

「えっ、すごいね!」


「紹介しようか?」

「うん!」



それから俺と蘭は視える者同士、
よくつるむようになって、1番仲良くなった。


俺の扱いに困ってた俺の両親も、
妖怪が見えることに理解がある蘭の両親と仲良くなって、家族ぐるみで仲良くなった。


蘭には2つ下の妹もいて、妹は視えなかったけど、いつも俺たちの妖怪の話を楽しそうに聞いてくれた。



俺達三人はいつも一緒だった。