高校2年の2学期が終わろうとするある日。
春「好きな人とかいないのぉ~?」突然聞かれてびっくりした。
俺「別にいない事はないよ」すごく曖昧な感じで返してしまった。
春「てことは、いるんだぁ~笑」
俺「いて悪いか?」もっと優しく言えないのか、俺は…。
春「別に悪くないよ?笑」そーやって春を困らせてしまっている自分に腹がたつ。
俺「春は、好きなやつとかいねぇーの?」
春「ひみつー!」
俺「おしえてくれたっていーんじゃね?」
春「おしえなーい」相変わらず意地悪なやつだ。
春「あ、そーだ!洸って告白とかしないのー?」話を変えてきやがったな。まぁいいや。
俺「する予定」つい、言ってしまった。
春「誰にぃ~?(ワクワク)」そんな目で見られたら俺の心臓もたねぇー。
俺「それは、また今度な!」これだけは絶対に言えない。
春「ま、振られちゃったら、私が慰めてあげるよ。笑」
俺「ありがとな!笑」
この時は、俺は両思いだと思ってすごく自信があっ た。