「ひゃっ、ちょ、ちょっと陽くん!?」


驚いて変な声が出る。



「まだ、だめか…?」


陽くんが色気のある顔でそう言うけど、まだ、だめだ。


……怖い。



「ごめん...。」


「いや、俺が悪かった。ちゃんと待つよ」



そういいながら私の頭の上に手をぽんと置いて風呂行ってくる、そう呟いて部屋を出ていった。