まず思った事はこんなものなのか、と冷めたこと。


一年もいたのに、私より上司、出世を選んだ。


私は所詮その程度だったのか、とそんなことを思った。



だから私がこの時の陽くんの考えてることや、優しさなどは一つも気づかず、ただ笑顔でいたんだ。