それから数日経ち、今日は陽くんの誕生日だ。




「陽くん、誕生日おめでとう!
はい、これプレゼントだよ」



「ありがとな、沙月。
開けていいか?」



いいよ、とニコニコしながら言うと陽くんもニコニコしながら包みを開けた。



「お、ネクタイとネクタイピン。
ちょうどこれ欲しかったんだよ、ありがとな」



そう言い頭をポンポンしてくれる。


それから2人で見つめ合い、どちらからともなくキスをする。


そして気が済むまでイチャイチャした。