〜蓮翔side〜

やっちまった。
朝、起きた時麻実とキスしてるとか...
あれ、麻実がわりぃんだからな。
麻実を抱き枕にしてから麻実より先に起きた俺は目の前にある麻実の寝顔に我慢で来なくてキスをした。
その後は目をつぶって寝たふりをしたけど。
それまでは、べつによかったけどなぁ...
その後もう理性が効かなくて深いのしちまったし。

「たくっ...今まで抑えられてたのに...
あいつあんなに可愛くなりやがって」

クラスだと一番可愛いらしいし。
この前は告白されてたし...
麻実を守るのは俺だけでいいんだよ。
他のやつなんかいらないだろ?



「朝飯食うか。」




昨日のオムライスめっちゃ美味かったな

朝飯は目玉焼きにソーセージ。
早く食べるか。





「いただきます。.....ん...美味い。」




あいつが彼女になったらこの飯も食い放題かな...
って、何考えてんだ。
確かに彼女になったらいいと思う。
けど、突き放したのは俺だ。
その理由もしょーもないけどな。




麻実が好きだと自覚したら恥ずかしくなったなんてな。


麻実は俺が嫌いかもしんないけど、諦める気はないからな。



ブー

スマホがなりだした。
メールが届いたみたいだな。
玲からか...あいつ今授業中だろ。サボんなよな。




『やっほー、元気かー?
麻実ちゃんは真剣に歴史やってるぞー笑
お前いないと暇なんだよなー。』



は?特に用もねぇくせにメールすんなよ




『麻実の飯食ったから元気。用ねぇんなら授業集中しろや。』


俺は今の気持ちをそのまま送った。
そーいえば麻実帰り一人になるな。
頼りねーけどこいつに頼むか。


『それと、帰り麻実送ってくんね?
俺ん家に。』


送信ボタンを押してこれも送った。



てか、あいつ文字うつのおせぇ。



『用はないけど暇なんだよー?
麻実ちゃん送ってくのいいけど蓮翔の家ってどういうこと?もしかして告ったの?』




やっと来た。そーいえばこいつに行ってなかったな。麻実と一緒に住むこと。