~連翔side~
朝っぱらからインターホンが鳴って出てみれば麻実がいた。
こいつなんでいんの?学校じゃねぇの?
「連翔、停学ってどういうことなの!?」
「どーでもいーだろ。」
本当にこいつはすぐに干渉してくる。
そういうの、マジでやめてほしい。
「ねぇ、玲君が連翔は私のために喧嘩したっていってたの。
もしそうなら、おしえてよ...」
玲のやつ、口軽いからな。
「お前に関係ねぇだろ。」
「関係あるよ!!私のせいで停学になったかもしれないんでしょ?」
本当、こいつはいつも俺に関わってくる。
わざと突き放してんのに、全然離れてかねぇし。
なんでなんだよ。
「入れよ。」
「え...?」
「話してやるから。」
麻実を部屋まで入れて、ベッドに座らせた。
「昨日、お前が帰ったあと、コンビニいったんだよ。」
俺は出来事を話始めた。
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「あー小腹すいた..」
カレーライス食ったけど、あんだけじゃたんねーし。
コンビニにいって、飲み物とプリンをかった。
コンビニから出て、入り口ら変でクラスの男子数人がたむろってんのが
見えた。
「牧野麻実めっちゃかわいーよなぁ」
麻実の名前が出てたから、耳を傾けた。
「明日、やっちまわねぇ?」
「おぉ、放課後?けど、夏野いんじゃん。」
そいつらの会話にイラついてきた。
麻実を襲おうとしてるとか、許さねぇし。
「大丈夫だろ。夏野滅多に学校こねぇし。」
俺はそいつらの目の前にたった。
「んだよ...ってな、夏野!?」
「お前ら、麻実を襲うとか、させねぇし!!」
俺は一人に殴りかかった。
「なっ、や、やめろって。」
「こいつ、夏野ってたしか一人で十人は相手にできるってうわさだぞ!?
に、にげろ!!」
くそっ...
なんだよ。
麻実は俺が絶対に守るんだ。
あんな奴等に絶対にわたさねぇ!!