それから、ホームルームが始まった。
そして、俺の隣の席は美雨の親友の美奈だ。


「なんで、美雨ってあんなに鈍感なんだろうね。」


って、言ってくる美奈。


そう、こいつも俺の気持ちを知っている。


「そんなの、しらねえーよ。でも、俺は美雨を傷つけたくないから、告白しないけどな。、」


この気持ちは言わないままのほうがいい。美雨を傷つけたくはないから。


「まあ、そうだね。でも、私は莉久君より、結人の方が美雨にあってると思うんだけどなー。」


「それは、ありがとよ。」


「ま、頑張ってよね!応援してるから!」


と言って入れた美奈。
俺はこいつのことも結構信用してる。


でも、俺は美雨を傷つけたくはない。
だから、俺は告白したりしない。絶対に。


と、このあと何がおこるかまだ知らない俺はそう思っていた。