「でも、信じない!」 「ふーん、そうか」 陽は、自分の掃除場所へ戻っていった。 大地が、あたしのこと 好きなんて、きっとない。 あたしは、信じないにしようと思うけど 好きな人が、自分のことを好き。 そう聞いて、全く信じない人は きっといないだろう。 だから、この時のあたしは きっと、間に受けてたんだと思う。 このあとの未来のことなんて これっぽっちも考えずに…。