「でも、信じない!」

「ふーん、そうか」

陽は、自分の掃除場所へ戻っていった。


大地が、あたしのこと
好きなんて、きっとない。


あたしは、信じないにしようと思うけど


好きな人が、自分のことを好き。


そう聞いて、全く信じない人は
きっといないだろう。


だから、この時のあたしは

きっと、間に受けてたんだと思う。



このあとの未来のことなんて
これっぽっちも考えずに…。