「美優!おいで」

と優しい声で私を呼んでくれる
絢くんに

「はいっ」

と喜んでついてく私。


手すら握った事がない。
抱きしめあったことはあるけども!!

手握っても大丈夫なのかな?
㊛の子からって変じゃ、、ないよね?


と。。
ドキドキ緊張しながら

絢くんの手にふれた。


ビクッとした絢くん
ビックリしたのか振り向いて

「あ。。ごめんなさい」

と手を引っ込めると

「ん」

と手差し出してくれる。

エヘッ

嬉しくてにやけちゃう。。

絢くんの手を握ると
絢くんの耳が赤くなるのがわかった。

俯いたたまま

「行くぞ」

と。照れてるのがわかりやすくて

かわいい//


こんな一面も見られる私は
やっぱり絢くんの彼女になれて幸せ。

他の㊛の子には無口で無愛想なのに
私だけって嬉しすぎて
絢くんのこと好きなのが
どんどん積もってく。