「安仲さん!1のAの浅倉君が
呼んでるよー!」
と同じクラスの男の子

浅倉君?1のA?
誰それ!しらない。
けど呼ばれてるからいかなきゃ。

と後ろの教室の扉の所でまつ
浅倉君のもとへ

「いきなりごめん。
昼休み話があるので
裏庭にきてくれませんか?」

「はいー...」

「ありがとう!まってます」
ニコッと


なんとなくこの感じ
さすがに分かる。

席につくと

「なになに?なんだったの?」
と顔を覗かせる凪紗

「昼休みに話があるってー...」

「んーさっきの浅倉君だよね!」

さすが凪紗さん!!!

「行かなきゃ失礼だから
お昼食べる前に行くね!」


はぁーやだな。。
告白だろうね。
自分を好きになってもらえるのって
嬉しいことなんだけど。。。
断るのが辛い。


そんなこと考えてると
私の席の前の席の椅子に
絢くんがこっち向きに座った。
頬杖ついて

「さっきの男 なんだったの?」

目を細めて見つめる瞳
これは嘘つけないと。
正直にはなしますとも。

「あー。うん。昼休みに
話があるから裏庭にきてって...」

「いくの?」

「うん。行きます。」

「ふーん」

「だって行かないとか
失礼じゃないですか。」

「行くなって言ったらどうする?」

「んー...」

困るよ。。
こんな質問されたら。

「冗談!!気をつけてな」

と私の頭をポンポンして
廊下に出てってしまった。


絢くんって人の頭をポンポンするの
好きなのかな?

私は絢くんにされるの嫌じゃない、。
いや嬉しい。。

ドキドキしちゃって
心臓にわるすぎるよぉ。。。