絢くんにいきなり告白されて
それにちゃんと答えられなくて

「どーしよ...」
ベットにダイブして

携帯をみると

着信2件

ライン3件


全部凪紗から

『けんくんとどーだった?
報告まってます(*¨*)!』

と。。。

『告白されたー。。』

返事をしたらすぐにまた返事きた!

『え?詳しく!♡』

やり取りが長くなりそうだから
電話をしたら
ワンコールで出た!
さすがだ!笑


絢くんとのやり取りを
全部凪紗にはなした。

「美優はどーしたいの?」

「たぶん、、私も絢くんのこと
気になってはいるんだ。。
でも。。」

「春くん?」

やっぱり凪紗は私のことよく知ってる

「無理に春くんのこと
忘れようとしなくてもいいんじゃない?」


そう。
私はちゃんとお別れができず
突然引っ越しした
同じ年の春くんのことが大好きだった。
私の初恋。


「うん。わかってる。。」

「絢くんなら分かってくれるって!
美優かえってから。私さー
愁くんと話す機会があって。
絢くんのこと色々きいちゃった!」

エヘッと笑う凪紗。

「どんなこと??」

「絢くん中学時代に何人もの人に
告白されてるらしいけど。。
全部断ってたんだって!!
ずっと片思いしてる子がいるって。
あんだけモテモテだから
彼女の一人や二人居てもおかしくない!
とか思ってたけど。
一途でとってもいい人そうじゃん!
やっぱ王子様だねッ!!
それが美優だったなんてさー
もー羨ましいくらいだよ??笑」

「うん。そーだよね。
だからこそこんな曖昧で付き合ったら
悪いと思っちゃう自分がいる。。」

「まぁ。絢くんも
すぐ返事しなくていいって言ってんだし!
ゆっくりでいいんじゃない?
なんかあったらいつでも話きくし!」

「ありがとう!凪紗だいすき!」

「私も美優だいすきだよ!
だから幸せになってほしい。。」

本当ありがとう。。

長くなりそうだから
今日は電話終わりにして
また明日はなそってなった。

母親が家を出て
お父さんと二人暮らし。
お父さんは仕事人間なので
帰ってこないこともしばしば。
毎日さみしかったけど。
もうなれた。
いや逆にそのほうが私はいいかも。
顔合わせても話すことなんてないし。


でもこの大きな家に私ひとりぼっち

さみしい。