まだはっきりしない
この感情のまま
返事はできない。。。

そう考えていると。

「ごめん。」

切なそうな顔になる絢くん

「ありがとう。本当に嬉しかった。。
でももう少し時間をください。」

「大丈夫。ずっと待つから。
でもー...
他の男と仲良く話してる姿みると
すっげぇ苛つく。
彼氏でもないのにさ。」

フッと笑う絢くん


もう少しだけ
待っていて下さい。
自分の気持ちハッキリするまで。
中途半端な気持ちのままだと
絢くんに失礼だと思うの。。


その後は逆方向にも関わらず
私の家まで送ってくれた絢くん。


その優しさに甘えてしまいそう。。


「じゃあ」

「うんっ!また明日!!学校で!!」

片手をあげて手をふり
歩く後ろ姿。


王子様っていわれるだけあって
優しくてかっこ良くて
みんなからモテるっていうのが
すごいわかる気がした。