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それから数日が経って今日は祐子と買い物の日。
この前ダメになっちゃったお詫びに祐子がお昼を奢ってくれた。
「はぁーやっぱり女友達はいいよね。もう最近ストレス溜まりまくってたから買い物楽しい!」
駅前のファーストフード店。祐子はコーラを飲みながら満面の笑みを浮かべている。
「ストレス?溜まってたの?」
全然そんな風に見えなかったけど。まぁ、今日はいつもより多めにお金使ってるなぁとは思ってたけど。
「そうなの!最近彼氏と喧嘩ばっかりでさー」
ズズズッとストローを吸う祐子は早くも愚痴りモード。
「なんでも聞きますよ。マック奢ってもらったし」
「本当!?」
祐子の彼氏は3歳上の大学生で確か先月で付き合って2年になったって言ってた。祐子が同級生の中でも大人っぽいのは年上の人と付き合ってるからなのかな、って思うけど。
しっかり者だし愚痴ることは滅多にないけど、
どうやら元カノ絡みで最近は揉めてるらしい。
「今は友達とか言うけど元カノだよ?いくら気持ちがなくても元カノとふたりで会ったらダメだと思わない?」
「う、うーん……」
恋愛経験がない私じゃなんとも言えないけど。
「もうさ、こっちが反論するとすぐキレるしストレス溜まりまくりだよ。やっぱり短気の人ってダメだわ。うん」
祐子はなにやらひとりで納得して、Lサイズのポテトをぺろりと完食した。