そして、階段をようやくおり終えた。



この階段も長すぎる。



ここでもまた、人、人、人…



人の嵐。


そして、目の前には





父の姿。




「おはようさん。遅いやないか」



「おはようございます。父上。」



そういい、逃げるようにその場を去る。




〈父親ズラすんなハゲ〉琴那side