彼女が“叶わないよね”って言っても、私は叶ってしまったから…。 禁断の恋を実現させちゃったから、何も言えない。 「あーっ!あんな優しい先生に出逢わなければ良かったのに…」 涙声で、フフッと笑う。 「ううん、それは違うと思うよ。」 「…え?」 「誰かに逢うことは神様からの贈り物だから、先生とは避けては通れない出逢いなんだよ。」 「神様からかぁ…」 これは神様が与えてる道だから、誰も避けることは無くすことは出来ない。