「梨々華~!!!」



そう大きい声で、私の名前を呼んだのは……山田先生。



どうして……。



どうして来ちゃうの?



期待しちゃうじゃんか……。



「な…何で…っ!」



そう聞いても、強く抱きしめられるだけで答えてくれない。



懐かしい先生の香り…。