屋上は誰も居ない。


ラッキー。


ただ土砂降りだから隅っこで食べないとね。


空も薄暗いなぁ。


「いただきます!」


お弁当箱を開いて、おにぎりを手に取る。


「美味しい。」


いっぱいいっぱい口に頬張る。


なんか、それしか自分でやることなくて。