「ねーじゃ8月頭の火曜日空けといてよー」
早速さくらが櫂の事を誘う。
「火曜じゃなくて月曜の夜にしてくんねーか?
その日トレとか入ってないし次の日休みの日のほうが都合いいから」
「そっかそっか、了解!
じゃぁその日ね!やった♪」
さくらの声が弾む。
こんなにも女の子らしい声を聞くのは初めてだったかもしれない。
と櫂は思った。そこで初めて、「もしかして?」と気付き始める。
しかし「そんなことねーか」と思い夏休み入っていく。
櫂は高校の時にも何人かの女性と付き合っていていたが
なんにせよ雑な性格、一匹狼、自分の好きな部活に夢中と言う感じで
付き合っても中々長く続くことはなかった。
彼女たちは決まって同じことを聞いた
「部活と私、どっちが大切なの?」
こんな質問に嫌気がさしていた。
だからこそ女性にあまり気を持つことなく
仕事に集中することができていたのかもしれない。
夏休みに入っても櫂は仕事で忙しく朝から夜中までサロンの中を駆けずり回った。
営業が終わるとすぐさま練習に取り掛かり先輩に見てもらいながらセンスを磨く。
さくらの事を考える余裕は全くと言っていいほどなかった。
と言うより櫂は早くうまくなることしか頭になかった。
さくらとの約束の日はあっという間に来た。
早速さくらが櫂の事を誘う。
「火曜じゃなくて月曜の夜にしてくんねーか?
その日トレとか入ってないし次の日休みの日のほうが都合いいから」
「そっかそっか、了解!
じゃぁその日ね!やった♪」
さくらの声が弾む。
こんなにも女の子らしい声を聞くのは初めてだったかもしれない。
と櫂は思った。そこで初めて、「もしかして?」と気付き始める。
しかし「そんなことねーか」と思い夏休み入っていく。
櫂は高校の時にも何人かの女性と付き合っていていたが
なんにせよ雑な性格、一匹狼、自分の好きな部活に夢中と言う感じで
付き合っても中々長く続くことはなかった。
彼女たちは決まって同じことを聞いた
「部活と私、どっちが大切なの?」
こんな質問に嫌気がさしていた。
だからこそ女性にあまり気を持つことなく
仕事に集中することができていたのかもしれない。
夏休みに入っても櫂は仕事で忙しく朝から夜中までサロンの中を駆けずり回った。
営業が終わるとすぐさま練習に取り掛かり先輩に見てもらいながらセンスを磨く。
さくらの事を考える余裕は全くと言っていいほどなかった。
と言うより櫂は早くうまくなることしか頭になかった。
さくらとの約束の日はあっという間に来た。